ストレートネック
- 首や肩が常に凝っている
- 長時間のデスクワークやオンライン授業などでパソコンなどをよく使う
- スマホをいじっていると首がこる
- 頭痛やめまい、吐き気がある
- 首がパキパキ鳴る
ストレートネック|調布ふだてん整骨院
ストレートネックとはその名の通り、「真っ直ぐな首」という意味でつけられた首の疾患です。
症状は、主に首の痛みや肩の痛みがあります。
本来、人の頚椎(首の骨)は7つの骨で関節し、前に湾曲しています。
近年ではスマートフォンの普及により、下を向いている時間がとても長くなり、湾曲していた頚椎がゆっくり時間をかけて真っ直ぐになることにより起こる疾患で、別名「スマホ首」とも呼ばれています。
また、デスクワークの方や小さなお子さんがいる方にもなりやすくなっています。
頸椎が真っ直ぐになると起こるのは首の痛みだけではなく下記のような症状も出ます。
⚫︎頭痛
頸椎が真っ直ぐになることで、その上にある頭が正常よりも前に出ることで起こります。
人の頭は、ボウリングの球ほどの重さがあると言われていて、首の筋肉を適度に緊張させて支えています。
しかし、ストレートネックになると常に頭が前に出ているため首の筋肉を常に収縮し支えるようになります。
そのため、硬くなった筋肉に血管が圧迫され脳に充分な血液が届かなくなります。
また頸椎が真っ直ぐになることにより、頸椎内の動脈は正しい場所に居なくなり、捻れて血流を悪くします。
これは緊張型頭痛と言い、身体的・精神的ストレスでも起こり、頭が締め付けられるような痛みが特徴的です。
⚫︎肩こり
首には複数の筋肉が付着しており、その一つに僧帽筋という筋肉があります。
この筋肉は、首から肩、背中にかけて三角形の形をしており、上部繊維には首を前後する作用があります。
そのため下向き姿勢になると常にこの上部繊維が緊張しているため肩こりになります。
⚫︎背中の筋肉の張り、痛み
下向き姿勢になると僧帽筋の中部繊維が上部繊維の緊張に伴い引っ張られ、筋肉の緊張を起こします。
背中の筋肉が凝ると、交感神経が圧迫され、常に興奮状態になるため、ストレスを感じやすくなったり寝付きが悪くなるなどの症状がでます。
寝不足になると私生活への支障や、仕事の効率の低下など、様々な障害が発生します。
下向き姿勢で背中の筋肉が凝り常にイライラした状態に、仕事の効率も下がり残業が増える、家に帰ってもなかなか寝付けず寝不足で仕事へ、首や肩、背中の張りや痛みが気になり仕事に身が入らない、やがて張りが強くなり頭痛を伴うようになります。
このような状況では快適な仕事環境を作れなかったり、休みの日も首や肩、背中の張りや痛みが気になり休んだ気にならなく疲れが溜まっていきます。
当院ではストレートネックに対しての治療も行なっています。
硬くなった筋肉に対して指圧し血液循環を促す。
特別な電気治療器を使用し、筋肉を解し痛みを取る機械もございます。
また、なかなか取れない筋肉の硬さや、頭を締め付けられるような頭痛に対しては鍼灸治療も効果的です。
髪の毛ほどの細さの鍼で緊張している筋肉に直接アプローチすることができます。
鍼と聞くと痛そうな印象が多いですが、鍼にも太さがあり刺激量に合わせて複数の鍼を使用しています。
また刺激に強い人に向けて鍼に電気を流し行うパルス治療もございます。
刺激に弱い人にはお灸を用いて筋肉の緊張を緩めたり、血行を良くして治療することも可能です。
セルフケアとしては、スマートフォンやパソコンを使用する際には下向きの姿勢にならない。
下向き姿勢が長く続く時には、小まめに上を向いて首の筋肉の緊張を解す。
ストレッチなどをして筋肉を柔らかくするなど、無理のないよう行うことが大事です。
ちょっとでも気になる症状があれば、まずは相談だけでも構わないので当院にお問い合わせ下さい。